「灰色の輝ける贈り物」 アリステア・マクラウド

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新潮社クレスト・ブックス。
ジュンパ・ラヒリの「停電の夜に」に出会ってから、クレストブックスを読むようになりました。
でもゆっくりと時間のあるときじゃないと読めないんです・・・。
久々にこのカナダの短編集を読んでみることにしました。
またしても、文章がきれいで、とってもよかったです。

カナダのケープブレトン島。家族の物語が中心で、一人一人の人生が短い中にも
しっかりと描かれています。
私が何度も読み返したのは「秋に」という話です。
長年飼っている馬「スコット」を売らないと、生活していけなくなった一家。
「スコット」が売られていく過程を、一家の長男の少年の視点で鮮明に描いています。

感想を書きたいのですが、上手な言葉がみつかりません。
質の高い文章を読んだ後は、自分の表現力のなさに気づかされます。
短いのに、映画を見た後のような余韻と強烈なインパクトを感じました。
また他の作品も読んでみたいです。
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by arinko-mama | 2007-10-09 23:43 | 読書