温室栽愛 狗飼恭子 ★3つ

狗飼さん。何冊か読んでいますが、愛・恋を描くのが上手な方です。
なんだか読んでいてせつなくなります。
この作品もかわいかったです。

佐知は祖父の代から営業している、喫茶「オオムラ」の娘。
母を手伝いながら、午後からここで働いている。
そこの常連客、母より年上の鈴木さんとおつきあいしている。
親より年上の人とお付き合いすると、こんな感じなのね。と想像しながら読んだけれど、鈴木さんがとてもいい人で、あたたかい感じ。結構いいなあ、こんなデートと思ってしまう。

一方で、桜子という女の子との友情話もからんできて、なんとなく淡々としている日常を描いているけれど、
佐知と桜子の成長物語でもあるし、同じ女の子として、共感できる部分がたくさんあって、かわいい話でした。
ラストの展開が、えっ?そう終わるの?と少し意外な感じがしましたけど、爽やかに終わってなかなかよかったです。
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by arinko-mama | 2005-06-03 09:52 | 読書