リビング 重松清 ★4つ

軽~く読めて、あ~おもしろかった。という短編集。
「婦人公論」連載のものとあって、とても読みやすかったです。
12編の短編で、ひと組の夫婦の四季をポンポンと描き、その間に他の短編を季節ごとに描いています。
初めの「となりの花園」春が笑えて笑えて、主人に話してきかせてしまったほどです。
都会的なディンクス夫婦と、家族の会話もないのに家庭菜園やバーベキューをする勘違い母を中心としたお隣さん家族。
いろんな形の家族が増えてきて、考え方や価値観もその家族それぞれ。ご近所づきあいもなかなか難しくなってきました。でもこの話を読んでいると、やっぱりいろんな人と人が話したり、隣の家族のことを気にしたりしたほうが、世の中うまくいきそうな気がします。
低年齢の子どもたちの犯罪や、幼児虐待の話しなどを聞くと、誰かうちあける人や気づいてくれる人が周りにいなかったのかな~。としみじみ思ってしまいます。

「一泊ふつつか」はよくある、主婦が夫と子どもを置いて同窓会に行くストーリーだけれど、自分の境遇に一番よく似ていたので、うなずきながら読んでしまいました。重松さんって家族の会話とか気持ちとか書くのがとっても上手だなあ。「エイジ」では少年たちの会話がびっくりするほど上手かったし、今回は家族ものなのに、これまたすごい~!!


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three bells > はじめまして!重松さんすごいですね。何人心の中に住んでるのかな?と思ったりします。リビング未読です、まだまだ重松作品未読ばかり。楽しみです! (2005/08/15 10:43)
ありんこ > three bellsさん、はじめまして!重松さんにハマっているとか。私もあまり読んでいなくって。「疾走」とか重そうだし。家族とかを書くのが上手だし、今回のも30代女性のいろんなパターンをよくご存知だなあ。と感心しました。three bellsさんの日記のなかでは「リトル・トリー」にひかれました。子育て中なので是非読みたいです! (2005/08/15 16:13)
すもも > こんにちわ~。重松さんはまだ未読です。「エイジ」の頃から興味はあったのですが、なかなか手を出せずにいたのですが、今度挑戦してみようかな。 (2005/08/19 17:40)
ありんこ > すももさん、こんにちわ。重松さんは会話とかその立場の人の気持ちとかの表現力がすごく上手です。今度読んでみてくださいね。私ももう少し読んでみたいと思っているところです~!! (2005/08/19 18:25)
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by arinko-mama | 2005-08-15 09:53 | 読書