蕎麦屋の恋 姫野カオルコ ★3つ

表題作の「蕎麦屋の恋」が一番好きでした。
タイトルだけみて、四十三歳の課長さんと三十歳の調理師専門学校講師が・・・とあったので、あ~なってこ~なってといろいろ想像していたのですが、姫野さんということで、少し違いました。
波多野妙子は団欒のない家庭で育ったせいか、TVを一緒に笑いながらみてくれる人を探している。
交際していた男性に一緒にTVをみたいといって、炬燵に入り込んでただみるだけで帰るだけの彼女。男性には別れを告げられる。
どうしてTVを一緒にみるだけではいけないのか・・・そんなとき、京浜急行の中で出会った秋原健一に声をかけられ、一緒に蕎麦屋でTVをみる。そんなちょっとズレた恋愛(?)をさらっと描く短編。
でも分からないでもないなあ。私も家族のような恋を求めてしまう。一緒に笑えて、一緒に楽しめればそれでいい感じ。食事して楽しい人が一番いいのです~。彼女に共感する女性は多いと思うけどなあ・・・。
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by arinko-mama | 2005-10-27 10:35 | 読書