ケナリも花、サクラも花

a0020440_214937.jpg少し前に亡くなられた鷺沢萠さんの本。鷺沢さんの本は20歳前後に何冊か読みました。でもエッセイは今回が初めて。彼女は20歳を過ぎてから自分の父方の祖母が韓国人であることを知り、韓国語を学びたくて韓国へ留学します。

そこで同じように韓国語を学びにきた在日韓国人の友人達と出会い、話をする中での心のもやもやを綴っています。とてもリアルだし、例をあげて説明していることは抽象的だったりするけれど、その気持ちはビシビシ伝わってきました。

ドラマや映画から垣間見られる韓国という国。その文化や言葉に惹かれつつある私ですが、その歴史や日本との関係などまだまだ知らないことがたくさんあるし、実際行ったこともないので、行った日本人が見てきたこと、感じてきたことを読むのはとても参考になります。韓国を理解するのに、そして民族、アイデンティティを理解するのにもとても重要な一冊です。教科書、推薦図書にも選ばれている本なので、是非多くの人に読んでもらいたいです。
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by arinko-mama | 2004-07-03 21:50 | 読書