瀬尾まいこ&石田衣良

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自殺しようと思い、まだ訪れたこともない、人の少ない土地へ・・・。
そこにあった民宿で薬を大量に飲んでみたものの、失敗。
優しい民宿の主人や、田舎の人々の生活を眺めながら過ごす日々。
さて結末は???
というもの。いきなり自殺をはかるスタートだったので、おおっ!と思ったけれど、
瀬尾さんのなんだかほんわか温かいストーリーで、読みやすかったです。
5月病っぽくなっている人におすすめ~。

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石田衣良さんの短編集。
心に傷をおった人々(若い人が多いかな)が生きる希望を取り戻していくストーリー。
心の病気というのは、体の不調にあらわれてくるんですね。
一番初めの話は、目の前で大事な親友が自分をかばって通り魔に殺されてしまう少年の話。自分が死ねばよかったのではないかと考え、親友を失った喪失感におそわれ、精神的にまいってしまい、自殺まで考えるが・・・
他にも、引きこもりのあと、事故で片足が不自由になり、車椅子生活。わがままになり、ますます引きこもる一方。そんな彼がダイビングにであい・・・
と、ラストはほっとする内容ですが、いつ何時、自分もそういう目にあうか分からないし、主人公に感情移入してしまい、とても考えさせられるストーリーばかりでした。

たまたま二つとも前向きに生きる希望を見出していく・・・っていう内容でしたけれど、それだけストレスを抱えていたり、心の病気の人が増えているということなのかしら???
と、そんなことをぼんやり思った2冊でした。
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by arinko-mama | 2007-06-06 00:20 | 読書