「あたしはビー玉」山崎ナオコーラ

最近ナオコーラさんにはまってます。
「南くんの恋人」を彷彿させる設定。
子供のころ、大事にしていたけれど部屋の片隅にあったビー玉が
突然話し始める。同年代の女の子の口調で。

ずっとビー玉の気持ちが語られて、高校生の清順の生活も
垣間見られてなんだかおもしろい。二人のやりとりがかわいらしく、
今どきのケータイやメールの存在も忘れて、人間対人間(ビー玉)の
心や気持ちのやりとりがいい感じです。

表紙の絵にひかれて、同年代の子が読んでも、この作品のよさは
あまり伝わってこなくて、設定が不思議とか、なんでビー玉なの?と
その変な感じだけが一人歩きして、最後まで?のまま終わりそうだけど、
突っ込みどころは置いておいて、ビー玉と恋愛したらどういう表現に
なるのかっていうそういうところが面白いというか・・・。
それを書いてしまうナオコーラさんの頭の中と、表現力がすごいというか。
岡本くんとチクチューの話は、あくまでおまけで。それを経て清順がどう
成長したかっていうのが、重要なので。

他の作品もまたよみたくなりました~。いっぱい書いてくださいナオコーラさん。
[PR]

by arinko-mama | 2015-11-13 14:28 | 読書