「美味礼賛」海老沢泰久

茂木さんのおすすめ本だったのですが、閉架書庫にありました。
いつもはそこであきらめるのですが、今回は出してもらいました。

辻調理師専門学校の創設者、辻静雄さんの自伝的小説です。
「料理天国」は時々みていましたが、龍虎さんがおいしそうに料理を
食べる料理番組という印象しかなく・・・
結婚を機に、新聞記者をやめてから、食に対する追求度合いが半端なく、
当時はお金のかかったフランスでの一流レストランでの食事。
それを日本で再現し、伝え、フランス語も習得し、生徒たちに講義。
今でも息子さんが学校を継承し、脈々と世の中に調理師さんを送り
出しているというすばらしさ。

この本には辻氏の人柄、考え方、おいしい料理を知ってしまった苦悩
なども描かれ、とても面白かったです。学校の経営の難しさ、
人を育てることの難しさもよく描かれていると思います。おすすめの
一冊です!
[PR]

by arinko-mama | 2015-07-26 22:53 | 読書