「ひとりではじめたアフリカボランティア」栗山さやか
短大を卒業後、109の店員さんだった栗山さん。
朝から夜までたちっぱなし、でも店長になるまで業績をのばして
一生懸命働いていました。そんな中、親友の死。
世界旅行に出かけた後、そのままモザンビークに。
数年の勉強後、医療従事者にトップ合格。
それと同時に、現地の女性たちに正しい知識を教える協会を
立ち上げ、活動しています。
その過程がずっと描かれていますが、女性一人で世界各地をまわる
だけでも大変なことなのに、アフリカの中でも一番大変な地域で
骨をうずめる覚悟ということに人として尊敬します。
日本という国は教育も生活環境もすべて素晴らしく整っているのに、
私はいろいろ不安になったり、文句を言ったり・・・
他の国に住んでいたら全然違う人生だったんだろうなあと
この本を読んでいて改めて思いました。
さやかさんの健康と活躍をお祈りするとともに、たくさんの人に
彼女の本を読んでもらって、活動を知ってほしいです。
by arinko-mama | 2015-06-03 20:38 | 読書