「ホームレス農園」 小島希世子

熊本県出身ということで、熊本に住んでいた私としては、
無条件に応援したくなる女性です。
両親が教師、周りは農家の家ばかりの合志市に育った彼女は
小さいころから農業に携わることを夢見ていたらしい。
京大の農学部を目指すも2年連続で落ちて、慶応のSFCへ。

そこから農業関係のアルバイトを経て、起業するまで。
その経歴にもとても興味をもちますし、慶応なのに、農業という
普通の就職ではない形がとても魅力的です。

ホームレスの人や生活保護の人、ニートの人、それぞれの実態が
詳しくグラフ化されて、実はごく普通の人でもある日そういうことに
なりうるということも含めて、まだまだ潜在的に働ける人は
たくさんいるし、仕事とのマッチングがうまくできていないんだという
問題点が浮き彫りになっているんだなと思いました。

最近、コンビニのバイトでも数時間だけとか、モスバーガーでも
高齢者の人が短い時間働いていたりと、いろいろな働き方が
現れ始めていて、これからはそういう少しだけでも何か働きたいと
ニーズに合わせた働きかた、在宅勤務、いろんな形がでてくるのでは
と思います。農業もこれからはまだまだ発展していく感じで、
高齢化を心配していた私ですが、この本を読んで安心したし、日本の
食が安全に、おいしく食べられる方向に向かうことを祈ります。
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by arinko-mama | 2015-01-22 13:11 | 読書