「ことり」 小川洋子

時々、ラジオでメロディアスライブラリーを聞いています。
博識の小川洋子さんのハキハキした声を聴いてどんな人なのかな。
と想像しています。
「ミーナの行進」を2011年の1月に読んでいるので、3年半ぶりです。

小鳥の小父さん、いきなりすごいキャラクターの濃い設定です。
そしてそれを上回る自閉症のお兄さん。二人で暮らしているのですが、
お兄さんはとにかく、毎日判で押したようなリズムを繰り返さないと
生きていけないんですね。そしてそれを忠実に守る弟の小父さん。
この兄弟愛がとても素敵です。ポーポー語とか、どんな言葉なんだろう?

小鳥にもきちんと餌を与えて、鳴き声に耳を傾ける。
薬局にポーポーを買いに行くところ、旅行に行く支度をするところ、
図書館での司書さんとのやりとり。なんともいえない魅力がありますね。
鳥にまつわる本ばかり借りるおじさん、すごいなんかどんな風貌の人
なのか、とか、もう想像力かきたてられますね。そして映像化できそうで
できないし、してほしくないような気もします・・・
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by arinko-mama | 2014-07-07 13:26 | 読書