「宇宙樹」 竹村真一
坂本龍一さんとの対談で、竹村真一さんのことを知って、ほかの本も読みたく
なったので、この本を借りてみました。
花見は花の霊力を身にまとうというのが本来の意味とのこと。
自然との共生というテーマは最近気になっていて、エネルギー問題でも
原子力ではなく、風力や太陽光などのエネルギーが注目されています。
人間はこれから先もこの地球で生きていくわけで、世界の人々の知恵を
どんどんやり取りし合って、助け合うことが必要なのだと思います。
この本にでてくる、わたしの木を見つけるというのは、なんとなく素敵な
話だなあと思いました。前にネイチャーゲームのようなものをやったことが
あったけれど、木に聴診器をあてて、木の中の音を聞くとか、裸足でおもいっきり
走ってみるとか、 いろんなことをしたのを思い出しました。
今の時代はなかなか自然に触れる機会が少ないので、なるべく娘たちには
自然に近いところに連れて行くようにしています。あと、植物の名前を教えたり、
神社などの木が多いところを散歩したり・・・。最近は絵本なども動物や虫や
植物を題材にしたものも選んで読み聞かせしたりしています。
地球というものをすごく俯瞰的にみることができるし、人類が生きてきた
過程はすごく長くて、私たちは今そのほんの少しのところにいるんだなあと
改めて大きな気持ちで今を見ることができたような気がします。
by arinko-mama | 2014-05-01 23:25 | 読書