「さようなら、ドラえもん」 中島義道

中学生の生徒たちとの対話形式だったので、難しいカント哲学が少しわかりやすく
なっていたような気がします。とはいえやっぱり哲学って難しい学問。

人はいつか必ず死んでしまうのに、なぜ生きるのか。
確かにそうだ。と思うことが日々ある。自分が年を重ねるにつれて、
小さいころから見ている芸能人、読んだことのある作家さん、いろんな人が
確実に順番に亡くなって言っているのをみると、とても悲しいし、ずっと
生き続けることはできないのだなあ。と思う。

子どもの頃はそんなこと何にも考えたことなくて、ただ日々の楽しい出来事や
学校での生活で精いっぱいだった。子供を産み、祖母や両親の話を聞くと
とにかく今を一生懸命生きること、そして震災などで命を落とした人、残った人の
話を新聞で読むと生きていくことの大切さを思い知るようになりました。

そしてこの本。いつか迎える突然の悲しい出来事、つらい出来事に立ち向かえる
ように、日ごろから人生の本当のつらさ、暗い部分について時々考えてみる
ということが強い自分を作るのだということ。こういう授業を中学校などで
やっているといいかもしれない。とてもいい本です。
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by arinko-mama | 2013-12-01 21:16 | 読書