春、バーニーズで

a0020440_2325851.jpgまたまた吉田修一さん。昨年の秋に出ていたものです。
連作短編集。黒に銀色のタイトルのみで、
手に持っていてもおしゃれな感じ。
バーニーズとは「バーニーズ・ニューヨーク」です。
横浜店しか行ったことがないのですが、作品の中では
新宿店が舞台です。

何がいいといわれると、説明が難しいけれど、
吉田修一さんの書く文章が好きです。
今回も短いながらも、印象に残るフレーズや場面が多かったです。
「楽園」だけちょっと他の短編と種類が異なる感じがしますが、
新宿の西口から中央公園にかけてのくだりなどはいいです。

彼の作品はどの作品も人と人との接点、のようなものがベースになっていたりします。
場所は都会であることが多かったりします。
公園、電車の中、お店、仕事場・・・。
淡々と過ぎる日々の中でも、人はいろんなことを抱えながら生きている。
そんな主人公に自分を重ね合わせてみたりするうちに、
共感するのかな?なかなかよかったです~。
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by arinko-mama | 2005-04-25 23:39 | 読書