「デンマークのにぎやかな公共図書館」 吉田右子

父も主人も転勤が多いので、そのたびに家の近くの公共図書館を
利用してきました。実家の近くの図書館も含めると結構な数です。
自分の大学の専攻が図書館情報学だったので、図書館のあり方については、
とても興味があって、最近は図書館ボランティアとして、近所の
図書館のお手伝い的なことを始めました。

この前、7か月の赤ちゃん検診のときに、絵本を紹介したり、
図書館の利用を促したりする試みをしてきました。
2人目の赤ちゃんのママは、図書館にも行ったことがあるし、絵本も
ある程度知っていて、いくつか持ってます。と話してくれましたが、
初めての赤ちゃんのママは、まだ図書館に行ったことがなかったり、
絵本を読み聞かせたことがないという答えがほとんどでした。

公共図書館とはいえ、まだまだ利用している人は限られているんだな。
と思いました。図書館から遠いという理由もあるし、赤ちゃんを連れて
くるのが大変という理由もあるでしょう。

デンマークの図書館は、利用者に公平で、楽しく通いたくなるような
試みがたくさんされています。カフェがあったり、司書を予約して
読みたい資料を探すことを手伝ってもらったり、市民講座があったり、
宿題を手伝ってくれたり、勉強をみてくれる人がいたり・・・
日本の図書館はまだまだ本を貸出し、返却するがメインのような気がします。

建物の中にいろいろな施設が併設されていたりすることはあるようですが、
どちらかというと、図書館は静かに過ごす場所。という雰囲気があるし、
司書は貸出しのカウンターでピッ、ピッと本を操作している人という
イメージが強く、あまり相談に乗ってもらっているのをみたことがないです。

デンマークでは高齢者などに本を持っていったり、読んで聞かせたり、
子どもの遊び場がある図書館もあり、貸出、返却業務は機械まかせ。
図書館員はレファレンスサービスをしてくれます。とてもいいと思います。
もう少し気軽に小さい子供を連れた親子や、学生や、高齢者の方も
利用してくれるように図書館側も工夫が必要だなあ。と思いました。
せめて子供がきたときは、笑顔で接するようにして、居心地がいいところと
思ってくれるようにしようかな・・・そんなことを感じました。
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by arinko-mama | 2013-06-05 15:53 | 読書