「読書介助犬オリビア」 今西乃子

読書介助犬のことを知って、青い鳥文庫から本が出ているというので
読んでみました。表紙にはぬいぐるみのように愛らしいオリビアの写真が
あって、絵本をめくっています。かわいらしいです。

野良犬や野良猫などを保護し、里親が見つかるまで預かるアニマルシェルター
でサンディが出会った犬。オリビア。
オリビアを読書介助犬にして、図書館で子供たちがオリビアに絵本を読んで
聞かせることで、自信をもち、本が好きになるという企画を思いつきます。

アメリカの公共図書館のチルドレンルームで実行すると、最初は興味の
なかった子どもたちもオリビアに少しずつ慣れ、読み聞かせをするように。
犬は気持ちよさそうに聞いてくれて、決してばかにしたり、間違いを
指摘したりしないところが子どもたちにはいいようです。

日本ではまだ読書介助の分野では実例がないようですが、いろいろな
アニマルセラピーがあるようです。(猫カフェなどもそういうのかな?)
専門の人がきちんとついていて、訓練された犬ならば、危害を加えることも
ない。そういう風に広まれば、いずれ公共図書館や学校でもそういった
取り組みがなされるかもしれませんね。

親が一方的に読み聞かせるのではなく、時々子供が読むのを聞いて、
間違いを指摘するのではなく、ただゆっくり聞いてあげることも大事なのだと
いろいろな面で学ぶことの多い一冊でした。青い鳥文庫なので、高学年の
子どもたちにもたくさん読んでほしいです。
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by arinko-mama | 2013-05-28 11:45 | 読書