「これからの誕生日」 穂高明

仙台市出身の作家さんということで、興味を持って読みました。
中学生の演劇部に所属している千春。合宿先に向かう途中、東京の強豪
バレーボール部のバスと衝突して事故にあってしまう。
一人だけ生き残った千春は、その後学校に登校できなくなってしまう。

家族も戸惑い、千春は氷ばかり食べてしまう精神的な病に。
前半の内容がとても重たく、途中で挫折しそうになりましたが、
章を追うごとに、他の登場人物の気持ちがだんだんとわかってきて、
少しずつ前に進んでいくうちに、最後まで読み通すことができました。
人間の暗い怖い、嫌な部分、温かい優しい、いい部分、両方がバランスよく
描かれていて上手だなあと思いました。
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by arinko-mama | 2013-04-29 13:28 | 読書