「ツリーハウス」 角田光代

自分が知らない過去の日本の歴史についてその時代背景を知ることができて、
読み応えのある作品でした。
最近「ファミリーヒストリー」という自分のルーツをたどる番組があったり、
朝ドラの「あまちゃん」ではキョンキョンが母親との確執を過去にさかのぼって
振り返ることによって少しずつ修復していく様子が描かれていたり・・・

そしてこの「ツリーハウス」を読んで、日本が昭和、平成と変化していく中、
人々が懸命に生きてきたことをたどりながら、自分の家族がそのころ何を
してきたのか、祖母や祖父、両親、そして自分が何をしていたのかを
重ねながら読んでみました。

バブルのころ、オウム真理教のサリン事件、阪神淡路大震災、平成不況、
そして2年前の東日本大震災。いろんな時代背景の中で価値観が揺らいで
社会環境も変化して・・・これからどんな日本になるのかな。と思いつつ
期待も希望もなく、ただ一日一日を大事に生きている今日この頃です。
子供たち世代にも読んでもらって、この本をきっかけに、過去にどんなことが
あったのか、知ったり調べたりするのもいいと思います。
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by arinko-mama | 2013-04-18 23:44 | 読書