「誰もが幸せになる1日3時間しか働かない国」 シルヴァーノ・アゴスティ

タイトルにひかれて読んでみました。
そういう国があるのかと思いきや、寓話のようなお話でした。
生まれてからずっと、大人が(父や祖父が)働いてお金を稼いで、それを
母や祖母がやりくりして家計を回していく。という形をみてきたので、
今もそれをそのまま続けています。

それがもし、1日3時間で終わりになっていたら。
この本によると、会話の時間が増え、人と人のコミュニケーションの
時間も増え、ドラッグ、アルコールなどの消費量が減り、薬も余るほど
みんな健康になるとのこと。

仕事をする量が多いと、それによって自分の自由な時間が少なくなり、
ストレスがたまり、病気になる。という悪循環。
確かに、日本人の子どもは睡眠時間が圧倒的に少ないといいます。
それも両親が共働きで、その分塾に通ったりしていて、食事の時間が
遅くなって、眠る時間が遅くなるということ。

もう少し労働時間を減らすというか、ワークライフバランスという
言葉も出てきて、イクメンという言葉も出てきて、休暇を取りやすい
企業も増えてきて、日本もそういう流れになってきているのかな。

でも、ふと考えるとやっぱり3時間では少ないような気もするし、
生きがいみたいのがないのかな?とか、みんなで一生懸命仕事を
しているから、うまく人間社会が回っているのかなとか、ちょっと
いろいろと考えてしまいました。ブータンという国もそうだけれど、
日本とは違う考え方やシステムの国のことを知るというのは
勉強になっていいですね。なかなかおもしろい本でした。
[PR]

by arinko-mama | 2012-11-10 15:08 | 読書