ランドマーク 吉田修一

a0020440_221732.jpg大宮が舞台です。行ったことないけれど、この本にもあるように、そごう、高島屋、ルミネ、丸井があって、一日平均四十五万人の乗降客なんですね。すごーい!

と驚いたところで、この本。
吉田修一さん、またまた吉田修一くさくなってます。
今までの作品をもう一回粘土みたいに合わせて、お城作っちゃいました。みたいな感じです。
俯瞰する感じが「パーク・ライフ」、隼人の雰囲気が「熱帯魚」、お互いあんまり干渉していないで同居しているところが「パレード」・・・。

地方出身の男の人たちが、中途半端な「東京」になじめず、欲望のまま行動しているのだけれど、誰も他人のことを気にする心と時間の余裕もない、カサカサした感じがよく伝わってきました。結末をもう少しどうにかしてほしかったけれど、おもしろかったです。
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by arinko-mama | 2005-01-27 22:03 | 読書