Crab moon

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カブトガニの話です。
男の子とお母さんが6月、海岸にきています。
満月の満潮の夜、お母さんは男の子を起こして、カブトガニの産卵をみせます。
カブトガニは何億年も前から存在していて、毎年この時期に産卵を繰り返すのだとか。
次の日の朝、砂浜に一人できた男の子は、カブトガニがひっくり返っているのを
みつけます。死んだのかな?と触ってみたり・・・

なんか、こういう経験って懐かしいですね。
カブトガニキットみたいなのを昔学研の科学と学習の付録でもらったような
記憶があって調べたら、あれはカブトエビだったとか。そうだったのか。
全然よくわからなくって、本当はそこから生き物に対する興味をもつ子供に・・・
という目的だったんでしょうけど、私はただ気持ち悪いみたいな感覚しかもって
いなかった気がします。ザリガニ取りにもあまり夢中にならなかったなあ~。

でもこの本は、カブトガニの神秘的な行為にも興味がわくし、月の夜に、しかも
満潮のときにという、どうやってそれを知るのかというのも不思議だし。
今、トキの産卵にみんな注目しているけれど、そうやって人間が数少ない生き物を
守っていくのもとてもいいことだと思うし、自然の中に生きているのだなあと
本当に感じるし。金環日食とか、宇宙の神秘とか、最近そういう不思議な現象を
体験すると、とても神秘的な気持ちになりますね。短いのに、深いあじわいと
素敵な余韻のある絵本です。

(781語)
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by arinko-mama | 2012-05-24 11:16 | 読書