「ジュージュー」 よしもとばなな

a0020440_2251275.jpg
ばななさんの本は最近こういう内容の本が多いとわかっているのに、
また手に取って借りてしまった。不思議な魅力。
身近に亡くなった人がいて、その喪失感を日々の生活や恋愛をしながら
癒していくというか、成長していくというか・・・
でも、年を重ねていくにつれて、人はみんなそうやって生きていくし、
そうやって人類はつながっていくんだと思うし、感じる今日この頃。

朝倉世界一さんの「地獄のサラミちゃん」は読んだことはないけど、
毎日小学生新聞に連載されていた、上の子が好きだった「マイルール」の
挿絵というか、漫画を描いていた方なのでその世界観がとても好きでした。

たまにふとなにかに包まれているような感じを得ることがある。という一文が
印象に残りました。とてもいい表現。
あと、美津子がインタビューに答えて、「お店にいったらいつもあの人が
笑顔でいるなって、それだけの人生で、ぜんぜんかまいません」と話すところ。
私はお店をやっていないけれど、家の中では、こういう存在でいたいなあ。と
思います。ただいつも家にいて、みんなの帰りを笑顔で迎えるだけ。
でも、それでいいかな・・・と。

祖母も母もいつも家にいて、行くと笑顔で迎えてくれる存在です。
電話をかけると、だいたいきちんと出てくれます。とてもほっとします。
娘たちにとっても、そんな存在でいたいな。
そんなことを考えました。お店もそんな存在でいるのがいいですね。
[PR]

by arinko-mama | 2012-05-20 22:53 | 読書