「あかりの湖畔」 青山七恵

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青山七恵さん、読むのは4冊目です。
やっぱり好きです。いいです。この文章。
今回は、3姉妹。長女の灯子は26歳。地方の湖畔の喫茶店を任されています。
次女の悠は女優志望。東京へ行くことを考え始めています。
そして三女の花映は高校生。少しおしゃまで美容師志望。

そんな灯子に自分をあてはめ、次女三女に二人の娘たちをあてはめて、
自分のことはさておき、妹たちを心配したり、店のことや父親のことを
考えている長女の心の動きに共感して、心苦しくなりました。

途中、日常の中に、ちょっとした出来事があったり、いろいろな事実が
小出しで明らかになったりして、ラストはページをめくる手が止まりませんでした。
家族の絆、周りの人たちとの絆。青山さんの自然の描写や、ちょっとした表現が
素晴らしく、ひきこまれるものがありました。女性に読んでほしい一冊です。
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by arinko-mama | 2012-05-10 22:27 | 読書