「インパラの朝」 中村安希

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ノンフィクション賞を受賞しているということで読んでみました。
留学経験があるとはいえ、バックパッカーで2年間、これだけたくさんの国々を
周って旅するのはすごいと思います。女性一人でなんて・・・強い!

一つ一つの国の出来事をつづっていますが、ちょっと説明が足りない感じで・・・
もっといろんな過程を一つ一つ知りたいのに、さらっと削ってあって、
あれ?という印象を受けました。

実際行きたくても、日本人全員がこんな風に世界を旅してまわるわけには
いかないし、旅行した人も、出会った人によって、その国のイメージが変わって
くるので、一概にはいえないけれど、実際に行った人の旅行記を読むことで、
少しでも海外の本当の姿や人々の様子が分かるのかなという気がします。

マスコミの報道は偏っているということはよく耳にします。
日本の中の事件一つにしても、事実と異なっていたり、一部だけを切り貼りして
つなげたり、いろんな加工がされているし、テレビ局によって違う報道の仕方を
しているなあと思うことも時々あります。

逆に日本のことも、海外の人はいまだに偏ったイメージをもっているだろうし、
海外に旅をすることで、日本がみえてくるということもあります。
この本を読んでいると、どの国に行っても、人と人との関係は難しいし、
ハートではつながっているのに、国や宗教や、立場で、その関係は変わってきて・・・
うまく感想はかけないけれど、とても考えさせられる一冊です。
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by arinko-mama | 2012-05-03 23:21 | 読書