「お別れの音」 青山七恵

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毎日雨の音で目が覚めます。
気温は低めですが、蒸し暑いです。
上の子は雨の中、プールの授業をしたそうで、疲れきっていました。

青山七恵さんの短編集。彼女の作品を読むのは3冊目です。
1983年生まれでまだ若い作家さんですが、とても上手で、
お気に入りです。想像力が豊かというのかな。感性が豊かというのかな。

表紙の写真はどこの遊園地だろう?
確か浅草の花やしきにこんなのがあったような気がします。
でも乗る場所がオープンだったかな~。

人と人とのちょっとした関係性。宅配便の人とか、靴の修理屋さん、
よく見かける人、あんまり話さないけど、知っている人。
自分からスタートしないかぎり、その人との関係性は特に深まるわけ
でもなく、なんとなく続いていって・・・
私も人見知りなので、結局何も話しかけないままお別れになることが
多いですが、友達の多い人はそういうところをクリアして、どんどん
広がっていくんでしょうね~。

昔、電車で通勤していたころ、毎朝同じ電車、同じ席に座っていましたが、
この人たちと一度会話したら面白そうだなあ、と思ったことがありました。
いつも降りる駅なのに、隣の人が眠っていて、起こしたほうがいいのか、
もしかしたら今日はこの駅ではないかも。と悩んだり・・・
そんなちょっとした関係性をクローズアップしているのがとても上手!

どの話も、ん?で、結局?と余韻を残して終わるのですが、
これもまたなんだかいい味を出しています。
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by arinko-mama | 2011-07-07 10:33 | 読書