「超思考」 北野武

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私が知っているのはビートたけしさんの方で。
いつも面白いことを言って、笑わせてくれるおじさん。
北野武監督の作品は見たことがないですが、海外で評価が高いですね。
エッセイを通じて感じたのは、日本人にありがちな、みんなに流される感覚を
武さんはおかしい。と思っていること。

震災の影響で、報道に左右される買占めなどの行為にも感じますね。
一人が批判すると、みんなで批判して、二度と世の中に出られなくしてしまう。とか。
少しTVの報道や番組がつまらなく感じるときがあるけれど、TVの側も
視聴率を先に思うと、万人受けするような内容になったり、
スポンサーのこともあって、悪いことが言えなくなったりするらしい。
そんな裏側のこともわかって興味深かったです。

北野監督の作品は、ハリウッド作品のようにファンタジックな夢物語でもなく、
娯楽作品でもないという、ハッピーエンド好きな私とは対極にあるので、
みる勇気がないけれど、そんな作品を作り続けて、しかも自分で描いた絵は
売らない。売りはじめたら、売れる作品を描くようになってしまう。という
考え方はすごく分かるなあ。と思いました。
こんな昔気質のおじさんだから、カッコイイのでしょうね。
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by arinko-mama | 2011-03-27 17:14 | 読書