「深夜特急 第一便 黄金宮殿」 沢木耕太郎
読む前にyou-tubeで大沢たかおさんのドラマ版を少しみました。
原作と違う部分があったけれど、雰囲気は伝わってきました。
26歳のときに旅立つ。前に対談でこの年齢が一番ちょうどいい。と
おっしゃっていました。いろんな経験を積んでからという意味なのでしょう。
香港、マカオ、マレーシア、シンガポール。
片言の英語だけ。あとは身振り手振りや、漢字も駆使してコミュニケーション。
習慣や文化も違うし、食べ物も違う。
毎日、周りは異国の人ばかりの中で生活するのは精神的にも辛いと思う。
そんな状況の中、若き沢木さんが何を感じ、そしてどのように行動したか。
自分ならどうするだろう、と想像しながら、次はどうするんだろう、と考えながら
読み進めるのが刺激的で楽しかったです。
旅をすると、いろんな人に出会ったり、知らないことがたくさんあったり、
自分の中で感じることがたくさんあったり・・・
いいことがたくさんありますね。日本にもまだまだ行ったことないところが
たくさんあるので、読んでいるうちに旅をしたくなりました。
by arinko-mama | 2011-02-08 13:46 | 読書