「ミーナの行進」 小川洋子

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ずっと読みたいなあ、読みたいなあ。と思っていた「ミーナの行進」。
ようやくよめました!!2006年からもう4~5年・・・
いつもブームに乗り遅れる私です。

私が生まれた1970年代前半の話。芦屋の洋館で過ごす日々。
当時団地に住んでいた私が飲んでいたプラッシーを髣髴とさせるあの飲み物。
一歩も外に出ることなく、買い物は御用聞きですませ、食事して
お茶して、庭でカバさんとたわむれ、読書して・・・
一年でいい。そんな日々に浸ってみたいものです。

好きなシーンは、とっくりさんとの図書館でのやりとり。
川端康成はあまり読んだことがないし、他のオススメ本も読んだことがない。
将来図書館で働きたいなあ。と思っている私ですが、こんな程度だと、
来館の人にアドバイス一つできないじゃない!と思ってしまいました。
実際、司書さんとの間でこんな会話をしているところはみたことが
ないですけど、なんだか理想です。

あとは、お手伝いさんが読みかけの本を伏せてあるときは、
絶対手を触れずに、そのままにしておく。というエピソード。
本が好きな小川洋子さんの考え方がとてもよく出ていて、素敵だなあと
思いました。挿絵がとても色鮮やかできれい。小物の使い方がいい。
こっくりさん懐かしい。いろんなことを想像して、いい感じの一冊でした。
内容もいいので、近い将来、娘にも読ませたいです。
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by arinko-mama | 2011-01-09 10:40 | 読書