「猫と庄造と二人のおんな」 谷崎潤一郎

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薄くて読みやすかったです。
猫を飼ったことがないので、猫ってこんな性質なんだぁ~。と
フムフムしながら読みました。
猫を10年以上飼っている庄造。前妻と別れ、後妻と暮らしているが、
前妻から猫のリリーをよこすように言われ、困る。
後妻も庄造がリリーといちゃつく様子に嫉妬し、前妻にリリーを渡すように
勧める。

ようやく庄造がリリーを手放す決心をする。リリーは最初、前妻に
あまりなつかない。でもそのうちにリリーがなついてくると、前妻は
一緒に暮らしていた頃からもっとリリーをかわいがってあげていれば
離婚しないですんだかな。と思ったり・・・
なんだか、猫一匹をめぐって、3人のいろいろな思いがあって
とてもおもしろい。

私の場合は、猫ではなく、子供に置き換えると分かりやすく、
今、一緒にお布団に眠っている娘がかわいく、彼女たちがいないと
きっと悲しくなってしまうに違いない。
離婚して一人で住んでいる人、猫を飼っている人。
男女問わず、この本を読んだら誰かに感情移入せずには
いられないはず。読みやすくておもしろいのでぜひ!
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by arinko-mama | 2010-12-17 13:36 | 読書