「平成大家族」 中島京子

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表紙のしゃもじの絵がかわいい。
「平成」の現代のいろんな問題がいっぱい詰まった一冊。
老人介護、ひきこもり、経営困難によって失職、子供の転校&いじめ、シングルマザー。
あ~。新聞で毎日みている家族にまつわるもろもろの、重いニュース。
でも、中島さんは、それをさらっと、かわいらしく、明るく、前向きにかいてます。
そうそう、こんな本なら、読んでも楽しいわ~!!
読み終わったあと、なんだかほっこりした気分になる私。

生命の誕生のところはいいですね。家族が一人増えることの喜び。
わずらわしさが増えるし、みんな大変になるけれど、でも
こんな大家族だったら、ちょっとずつ支えあって、関わりあって。
ま、いいか。と難しい問題もなんとかクリア。
やっぱり家族があたたかくて、帰る場所であれば、うまくいく。楽しい。
そんなことを考えさせてくれた一冊でした。

今日の新聞に、乳児院の子供をひきとって、家族になった夫婦の話
が載っていました。その子の笑顔を見ると元気付けられるという。
そんなニュースがたくさん増えて、人と人が関わりあって、支えあう
世の中になるといいな。直木賞の「小さいおうち」も早く読みたいな。
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by arinko-mama | 2010-12-09 14:02 | 読書