「大人になると、なぜ一年が短くなるのか?」 一川誠×池上彰

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「時間学」研究者の一川誠先生とジャーナリストの池上彰さんの
対談形式になっています。
難しくなりがちな認知科学の分野ですが、池上さんの分かりやすい
問いかけと解釈で、身近な例で時間について学ぶことができます。

世界標準時間通りに規則的に動いている物理的な時計と、
個々の人たちによって速さが異なる心理的な時計の二つの
時計が存在し、その二つの時計の速さの比較によって、
時間の流れが速く感じたり、ゆっくり感じたりするということ。

確かに寿命や大きさの違う動物によっても違うし、
国や文化や宗教によっても時間に対する考え方や感じ方が違う
というのはありますね。とても興味深いです。

子どもの頃は学校などで行事があったり、休日は初めて行く場所に
いろいろ連れて行ってもらったりと、日常生活以外の特別な出来事が
多いと時間が長く感じるとのこと。待ち遠しく感じることもそうらしい。

歳をとって、単調な毎日を過ごすより、未経験のことに挑戦したり
習ったり、わくわくするイベントを企画したり、時間とうまくつきあう
ということが充実した日々を送れるということのようです。
歳をかさねるということを恐れずに「現在」を楽しむこと。
とてもいい勉強になりました!
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by arinko-mama | 2010-10-12 10:48 | 読書