「真鶴」 川上弘美

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この前真鶴に行ったとき、母が「「真鶴」っていう小説があったわね。」
と言うので、「川上弘美さんの・・・」と。
早速図書館で借りてきて読みました。真鶴、熱海、箱根などが登場します。

あらすじは書くのが難しくて、川上さんワールドなので、
現在と過去が交互にでてきて、なんか幽霊みたいな「ついてくるもの(女)」がいたり、
夫は失踪していて、娘と母とその母3人で暮らしていて・・・
みたいな。時々食べ物がなんだかおいしそうなのも川上さん。

私は娘の百ちゃんとの関係を描いたところを中心に熱心に読んで、
出産や産後、思春期などの親子関係。なんかがとても共感できて
両手で数えられるくらいしか読んでいないけど、
川上さん作品の中ではよかった。と思いました。

ある日突然夫が失踪してしまうというのは、今話題の100歳以上のお年寄り
問題で、一番の理由が、ある日ふらっと失踪してしまい、その後連絡が
とれない。ということらしく。石原都知事が「現代の怪談」と言っていたのが
妙に印象に残っていて、夏らしい、失踪もの。としてもこの本、オススメです。
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by arinko-mama | 2010-08-11 23:22 | 読書