「あたまの目」 外山滋比古

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「思考の整理学」はまだ読んでいませんが・・・
短くて、新聞の短いエッセイのような感じでした。
昔からよく言われていることわざなどを現代に置き換えて、分かりやすく
説明してくれているような読みやすい文章です。

「笑い」という話では、
~笑う門には福来るというが、この福の最大なものは健康であろう~
重症のリューマチ患者に落語をきかせると症状に改善がみられたという話とか、

「必要悪」という話では、
~人は、残念ながら、全く善のみでは生きていかれない~
まっとうで正しい生き方をしていると、人間は悪欠乏によるストレスをためる。
実際、切実な生き方の果ての悪事というものは想像以上に多いという話とか、

一つ一つなるほどなあ。と人間というものの不思議な部分がたくさん理解できて、
完璧な人間などいないのだなあ。そういう部分があってもいいのだ。と
気を楽にさせてくれる話が多くて、なんだかほっとしました。
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by arinko-mama | 2010-07-04 00:24 | 読書