「乳と卵」 川上未映子

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芥川賞受賞作なので早く読みたかったです。
大阪弁のまじった、ずっと途切れなく続く文章を読むのが慣れないけれど、
それを上回る一字一句読みおとしたくない気持ちがあって、懸命に読みました^^
独特の表現力がときに素晴らしくて、私がすごいなあ、と思ったのはP47。
夏の暑い盛りの駐車場をみていたら、緑子がうつむきながら歩いてくるところ。

女性特有の悩み、思春期の悩み、母子家庭での母娘のぎくしゃくした関係。
いろんなのがいっぱいいっぱい詰まっていて、それがとてもリアルに彼女なりの
どどーーっとすごいエネルギーで表現されていて、ドキドキしているうちに
ラストで思わずうるうるしてしまうという・・・
緑子が上の子と年が近いせいか、一生懸命悩んで、一生懸命言葉を探していて、
お母さんのことをとっても思っていて、いとおしくてギュッとしてあげたくなりました。
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by arinko-mama | 2010-04-22 10:16 | 読書