「ゆとろぎ イスラームのゆたかな時間」 片倉もと子

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イスラムというと、テロや紛争、といったイメージしかなくて、今回は、
「ゆとろぎ」という言葉が「ゆとり」と「くつろぎ」を足して、「りくつ」を抜いた片倉さんの
造語であることを知り、興味をもちました。

イスラムではラーハ=ゆとろぎという概念があって、必ずしも労働ではなく、
大人として詩を読んだり、祈ったり、学んだり、ごろんとしたり、知人と交流したり、
ゆっくりとお茶を飲んだりという時間が大事だという考え方のようです。

実際に外国に行ってみると、考え方や習慣が日本とは全く違うことが
あるんですね。書物で読むことはできるけれど、今回のイスラムの話では
薔薇の香りの水を玄関で浴びると歓迎の意味を表すとか、香りに関する話が
あって、香りは実際に行かないと分からないなあ~。とふと思いました。
日本にも日本の香りというものがあるのかしら???
イスラムの人が日本にきたら、ずいぶんみんな忙しく働いているなあ、
もっとゆっくりとした時間を過ごしたらどう?などと思うのかもしれませんね。

あと、必要以上に物を増やさないとか。これも見習うべきところですね。
日本の経済は今とにかく消費を増やすことばかり・・・休日を増やすというのも
結局は観光で消費することですものね~。みんなでのんびりして国があまり
発展していかないのと、みんなで忙しくして、成長していくのとどちらがいいのかな。
なんていうことを考えてしまいました。とても興味深い一冊でした!
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by arinko-mama | 2010-03-11 21:33 | 読書